高森明勅5月5日2 分日々の出来事「論理」は無力ではない筋道を立てた意見や見解という意味での広義の「論理」。 それは万能ではないし、無敵でもない。しかし、現実を動かす上で、決して「無力」ではない。 イメージや雰囲気作り等も勿論、大切だ。一方、障害を突破し、最後の詰めに導く為には、精密に構築された「論理」が大きな役割を果たす。それ...
高森明勅4月24日1 分皇室4月29日「昭和の日」に「皇室セミナー」を開催4月29日は「昭和の日」。 この日に「皇室セミナー 昭和の日に皇室を考えよう」というタイトルのトークセッションが行われる。登壇者は、私と憲政史家の倉山満氏。 対象は主に20代・30代の若者たちだ。応募開始後、500人の会場がたちまち予約で満員になって、キャンセル待ちが出てい...
高森明勅3月14日3 分皇室『昭和天皇実録』の昭和20年12月8日の記事は訂正が必要か?3月12日、高森稽古照今塾はハイブリッドでの講義。 毎回、教科書に入る前に、その時々で私が関心のある話題をいくつか取り上げる。 今回は、その1つとして『祖国と青年』3月号の記事を取り上げた。 現在も続いている皇居勤労奉仕の先駆けとして、宮城県栗原市(当時は郡)の有志によって...
高森明勅2月15日1 分日々の出来事「中央公論」“私のオススメ新書”に拙著『「女性天皇」の成立』「中央公論」3月号に「2022 新書大賞」という大きな特集。 その中に「目利き49人が選ぶ2021年私のオススメ新書」という記事がある。 49人の有識者が、昨年に刊行された厖大な数の新書の中から、それぞれベスト5を選ぶという企画だ。...
高森明勅2月14日2 分日々の出来事くにまもり演説大会、高森稽古照今塾、ゴー宣道場2月11日、くにまもり演説大会。 例年、審査員を仰せつかっている。今年はハイブリッド形式で開催。 会場参加者838名、オンライン視聴者815名、合計1653名が参加してくれた。 参加者はほとんど20歳代。会場は熱気に溢れている。...
高森明勅2021年10月17日3 分日々の出来事近況一斑。ミス日本、ロイター通信、文化放送のラジオ番組など10月に入ってからの身近な出来事を紹介する。 1日、都内のホテルでミス日本コンテストのファイナリスト達に「日本の魅力」についてレクチャー。質疑応答では彼女らの半数以上が質問してくれた。関心を持ってくれたのは嬉しい。 特に、海外の大学で医学を学んでいる女性の発言が、興味深かっ...
高森明勅2021年8月27日4 分日々の出来事皇后「陛下」秋篠宮「殿下」等の敬称は訂正?という校閲の指摘書き手が仕上げた原稿が本になるまでには、少なくとも①編集②校正③校閲というプロセスが欠かせない(私の場合は一番手前に、手書き原稿をキーパンチャーが打ち直す作業が追加されるが)。 ②校正と③校閲の違いは、②が誤字・脱字等の単純なチェックなのに対し、③は中身の間違いをチェックす...
高森明勅2021年8月23日4 分日々の出来事わが郷里・倉敷で亡母の1年祭昨年の8月27日に母が亡くなった。86歳だった。 新型コロナ禍のせいで、満足に顔を見せることも出来ないままだった。 最も心残りだったのが、楽しみにしていた曾孫が折角、同じ年の3月に生まれていながら、最後まで直接会うのがかなわなかったことだ。...
高森明勅2021年8月15日5 分日々の出来事高森稽古照今塾・第8期が終了!受講生の感想文から若手の社会人を対象として毎月1回の講義を続けている高森稽古照今塾。 第8期の最終講義は8月14日だった。この日は残念ながらオンラインでの講義になった。それでも世話係の2人(NMさんとUMさん、共に女性)が会場にいて、講義が終わった後に、受講生からの贈り物(花束・フォトフレー...
高森明勅2021年5月1日2 分日々の出来事愛国的マイホーム主義又はマイホーム的愛国主義の信条4月は、わが高森家の家族の結婚記念日が、集中している。 先ず、シンガポールの青年と結婚した長女の結婚記念日が4月8日。灌仏会(かんぶつえ=花祭り)だ。おシャカさまの誕生日とされている(厳密には旧暦の同日)。 旦那が敬虔な仏教徒なので。2人は結婚以来、今年で7年目になる。旦那...
高森明勅2021年4月15日1 分日々の出来事ちばてつや氏『わたしの金子みすゞ』から金子作品を紹介ちばてつや氏『わたしの金子みすゞ』から金子作品を紹介 ちばてつや氏の『わたしの金子みすゞ』から金子作品を3編、追加して紹介する。 こころ お母さまは 大人で大きいけれど、 お母さまの おこころはちひさい。 だって、お母さまはいひました、 ちひさい私でいつぱいだつて。...
高森明勅2021年4月14日2 分日々の出来事神保町で見つけた、ちばてつや氏の『わたしの金子みすゞ』神保町で見つけた、ちばてつや氏の『わたしの金子みすゞ』 神保町の古書店街の外れ。集英社近くの、靖国通りから裏側に入った道沿いに、小さな古本屋がポツンとある。 この店にほぼ月に1度は訪れる。毎月、その近くに用事があるので、そのついで。店の名前は「手文庫」。...
高森明勅2021年3月25日1 分日々の出来事満開の桜満開の桜 先日、高森稽古照今塾の講義が終わった後、受講生から誕生日祝いに、ワイシャツ券と桜の枝の束をプレゼントして貰った。桜の枝の束は、早速、妻が玄関に置いてある白磁の花瓶に活けてくれた。白磁の花瓶は、それ自体、優美だが、どんな花を活けても綺麗に映える。...
高森明勅2021年2月16日1 分日々の出来事孫が歩いた!わが初孫は、来月(3月)に1歳の誕生日を迎える。その1カ月ほど前に初めて歩いた。 掴(つか)まり立ちの姿勢から、目標物に向かって、1歩、2歩、3歩、4歩、5歩目の途中で、ドスンとお尻から座り込んだ。 長男夫婦が大喜びで拍手。母親は、声に出して歩数を「5」迄、数えていた。本人...
高森明勅2021年2月13日3 分日々の出来事建国記念の日「くにまもり演説大会」2月11日、第13回「くにまもり演説大会」(主催、株式会社キャリアコンサルティング)がオンラインで開催された。私は暫く以前から審査員を仰せつかっている。 タイトルにある“くにまもり”は、狭い意味の国防・安全保障に限定していない。広く、わが国を支え発展させる為に、若者として何...
高森明勅2021年1月11日3 分日々の出来事医療崩壊の「真相」新型コロナウイルス感染症。 わが国における陽性者、死者の数は、欧米各国に比べて遥かに少ない(アメリカの前者は30倍以上、後者は40倍以上、欧州主要国で前者20倍前後、後者40倍以上)。にも拘(かかわ)らず、それらの国で医療崩壊は起きていない。...
高森明勅2021年1月10日2 分政治「本離れ」から「知識離れ」へ?気になる文章を見掛けた。 「今の世の中はこれだけインターネットが普及しているのだから、ネットが使えない高齢者はともかく、中高年までは分からないことがあっても、自分で検索して調べることはできるはずだ。ところが、それすら試みない人は意外なほど多い。分からないことや疑問に感じたこ...
高森明勅2021年1月1日2 分政治皇居へ令和3年元日。娘と皇居へ。皇室に対し、個人的に新年のお祝いの気持ちを捧げる為に。 空は一点の雲も無く晴れ渡り、空気も澄み切った爽やかさ。自分達の心まで清らかになる気がする。娘が驚きの声を挙げる。 「お正月なのに皇居にこんなに人がいないなんて」。...
高森明勅2020年12月28日2 分政治ゴー宣道場、高森稽古照今塾今年のゴー宣道場を振り返って目につく大きな1つは、作家・泉美木蘭氏の活躍ぶりだろう。 持ち前の正義感と、「泉美探偵事務所」との異名を取る卓越した調査能力を遺憾なく発揮され、新型コロナウイルス感染症の“実像”を浮き彫りにする、目覚ましい成果を挙げられた。...
高森明勅2020年11月20日2 分政治雷鳴のごとき啓示『諸君!』平成11年12月号の三島事件を巡る「著名人100人アンケート」。何故か私にも依頼があって、回答を送った。「雷鳴(らいめい)の如(ごと)き啓示」と題した一文だ。 「(昭和45年11月の三島事件)当時、私は中学2年生。学校の給食時間にクラス担任が教室のテレビをつけ、皆...
高森明勅2020年11月12日2 分政治東京新聞、週刊新潮にコメント立皇嗣の礼が終わった。 これに関わって、メディアからは東京新聞(11月11日付)と週刊新潮(11月12日号)にコメントを求められた。週刊新潮の記事の前半はYahoo!ニュースに取り上げられた。なので、そちらで私のコメントを読んでくれた人もいるだろう。...
高森明勅2020年11月9日2 分日々の出来事いつにない面白さ11月8日、名古屋でゴー宣道場が開催された。第1部は「愛子天皇の可能性」、第2部は「嵐を呼ぶ質疑応答」という、道場としては初めてての“二本立て”企画に挑んだ。 第2部には、199(!)もの質問が事前に寄せられた。私としては時間が足りるのか、それが一番心配だった。二兎追う者は...
高森明勅2020年11月2日3 分政治11月あれこれ今のところ固まっている11月の主なスケジュール。3日、明治神宮外苑の聖徳記念絵画館に展示されている壁画を、別の場所で画像を映しながら解説。現地で説明できず、少しガッカリしていた。 だが改めて考えると、腰を落ち着けて丁寧に話ができる分、より充実した企画になるかも知れない。参加...
高森明勅2020年10月29日2 分日々の出来事「絵画館」バーチャル案内?東京・明治神宮外苑の中心施設は「絵画館(かいがかん)」。明治天皇のご生涯を描いた入魂の巨大壁画(日本画・洋画40枚ずつ)が展示してある。 正式名称は「聖徳(せいとく)記念絵画館」。「聖徳」は一般に“君主の徳”を意味するが(他に“非常に優れた知恵と人徳”の意味もある)、この場...