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  • 執筆者の写真高森明勅

馬淵澄夫氏の再起を祈る

今回の衆院選。

私が当選して欲しい政治家として、 4人の名前が挙げておいた。 天皇陛下のご譲位を可能にする法整備について、 絶大な貢献をされた野田佳彦氏、馬淵澄夫氏、山尾志桜里氏と、 筋を通して新しく立憲民主党を立ち上げられた枝野幸男氏。 選挙結果は以下の通り。

野田氏は事前の専門家の予測通り、 早々と当選を決められた。

枝野氏は事前の予測が厳しめで、 「当落線上」とする専門家もいた中で、さっさと当選。

立憲民主党の「勢い」を自ら証明して見せた。 山尾氏は最後の最後まで接戦。

一時は僅か100票差まで迫られながら、かろうじて逃げ切った。

まさに辛勝。

しかし、無所属の上に、テレビのワイドショー等が 一斉に事実無根の「不倫」疑惑というネガティブキャンペーン を張ったマイナス条件を考えると、よくぞ勝ち上がって下さった、 と言うべきだろう。 ご本人からわざわざご連絡があり、 「憲法と皇室について尽力します」という心強い言葉を戴いた。 以上の方々はそれぞれ無事、議席を確保された。 ところが馬淵氏だけは、小選挙区も比例区も、 本当に僅差で議席に手が届かなかった。


まことに残念。 民進党の方針に忠実に従って、 希望の党に参加された事が、

逆に大きく足を引っ張ったようだ。


しかし、どうか再起して戴きたい。

その事を切に祈り上げる。

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