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  • 執筆者の写真高森明勅

戦争は常にあり得る

京都で初めてのゴー宣道場。 笹幸恵師範の基調講演は聴き応えがあった。 大東亜戦争を戦った兵士達が守りたかったのは 今のような日本なのか。 しきりに反省させられた。 ところで、当日の私の発言は極端に聞こえただろうか。 近代国民国家にとって、 自衛権の行使(自衛の為の制約された武力行使)は、 可能性としては“常に”あり得る (それは国際法上、戦争とは区別されるものの、 実態において大差がある訳ではない)。 「戦力」=軍隊を保持できない、 つまり個別的自衛権すら十全に行使できないままの 戦後日本の国民達は、その“当たり前”の事実から敢えて 目を反らしているのか。 それとも、そんな事実はとっくに忘れ去ってしまったか。 しかし、世界はいまだに戦争(武力行使)を放棄していない。 その冷厳な現実認識に立脚すれば、 私の発言は別に風変わりなものではないと、 ご理解戴けるはずだ (調子に乗って連発したギャグはともかく)

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