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  • 執筆者の写真高森明勅

憲法改正、根底の対立

憲法改正を巡る真の対立点は何か。

それは、極めてシンプル。

2つの姿勢の対決だ。

問題を直視し、思考を継続し深めようとするか。

それとも、見たくない現実から目を背け、

いつまでも思考停止を続けるか。

教条主義的な護憲と旧式の改憲は、

表向き対立しているようでも、共に後者。

そうした惰性が支配する憲法状況を利用して、

最も安易で愚劣な選択肢、対米依存=従属の

“完成”を図るのが、自衛隊「明記」加憲。

安倍首相は9月の自民党総裁選の争点は

「憲法改正」と明言している。

加憲は更に現実味を増すだろう。

それに対峙し、正面から乗り越えるには、

前者の道を選ぶしかない。

その道を辿って、

遂に立憲的改憲の具体的な条文案が提示される

場面を迎える。

絶望しないで困難な局面に立ち向う勇気を持つ者は、

8月のゴー宣道場に結集せよ!

応募の締め切りは今日。

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