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  • 執筆者の写真高森明勅

一夫一婦制と皇室

日本経済新聞編集委員の井上亮氏。

皇室が直面している「構造的」な危機を、 きちんと理解しておられるようだ。

「近代以降の文明社会の基本倫理である 一夫一婦制では男系継承はいずれ行き詰まる運命にある」

「今上天皇の孫世代の継承者は同(悠仁)親王 ただ1人という危険水域に達している。 歴史上、同世代で皇位継承資格者が1人という例はなく、 今後の出生率で予測すれば断絶の可能性がきわめて高い」

「一夫一婦制を採用した時点で男系継承の破綻は必然だった。 …悠仁親王に子沢山を期待する神頼みでは解決策にならない。 …旧皇族の子孫を復帰させても男系継承の構造的な問題は変わらず、 危機を先送りするだけだ」

「秋篠宮家の眞子内親王に続き、結婚により若い女性皇族が いなくなってしまえば、この(女系容認という)選択さえ 不可能になってしまう」

政府・国会は、いつまで皇室典範の改正による 女性宮家の創設と女系容認を先延ばしするつもりか。

日本人は皇室の存続を望まないのだろうか。

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