top of page

男系か女系かでなく「国民と苦楽を共に」の継承か否定か

  • 執筆者の写真: 高森明勅
    高森明勅
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分
男系か女系かでなく「国民と苦楽を共に」の継承か否定か

このたびの皇室典範の改正については、プレジデントオンライン(7月22日公開記事)で、私の考え方の一端を述べた。字数の制約で十分に意を尽くしていないが(それでも大幅に字数超過)、関心のある向きは覗いて欲しい。


ここでは、皇位継承問題を巡る対立の本質について、端的に整理しておこう。 

この対立について上っ面だけを見た誤解が多い。

「男系(絶対又は優先)か女系(容認)か」

「愛子天皇か悠仁天皇か」

ーという対立、との見方だ。


しかし、そうではない。


皇室が大切にしてこられた「国民と苦楽を共にする」という精神(上皇陛下はこれこそ「皇室の伝統」とされた)の継承を重んじるか、それともそれを軽視、否定するのか、という対立こそが本質だ。 


多くの国民は、無意識的にでもそれを直覚し、皇室ご自身の願いに即して、前者を選ぼうとしている。敬宮殿下への共感と期待が高まっている真の理由は、そこにある。


これは“アイドル的な人気”ではない。精神の継承によってこそ支えられる「世襲制」の必然だ。

世界史上、男系絶対の王朝がいかに目まぐるしく交替し、廃絶し去ったか。皇室が誇るべきは、天皇陛下ご自身のおことばにもあるように「常に国民を思い、国民に寄り添う」という高貴な精神を永く受け継ぎ、深めてこられた事実だ。


その尊い皇室のお姿から目を逸らす不敬不遜な者だけが、「男系男子」継承を唱えている。


▼追記

①7月11日、高森稽古照今塾。 ②7月20日、「週刊ポスト」の取材に応じた。

③7月22日、プレジデントオンライン「高森明勅の皇室ウォッチ」公開。 https://president.jp/articles/-/116396

④7月23日、「FLASH」の取材対応。

⑤7月24日、前衆院議院の吉田はるみ氏とYouTubeLIVE。

⑥7月27日、政教関係を正す会の役員会。

⑦同日、IndependentWEBJournalの岩上安身氏からのインタビュー収録。

 
 
bottom of page