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皇室と血縁が旧宮家より近い皇別摂家子孫も「愛子天皇」望む

  • 執筆者の写真: 高森明勅
    高森明勅
  • 3 日前
  • 読了時間: 3分
皇室と血縁が旧宮家より近い皇別摂家子孫も「愛子天皇」望む

私のコメントが掲載された「週刊現代」(3月16日号)の記事に江戸時代の東山天皇の男系9世子孫にあたる北河原公敬氏(東大寺長老、東大寺総合文化センター総長)へのインタビューが載っている。


同氏は、男系の血筋では「旧宮家」系子孫より遥かに今の皇室に近い、いわゆる「皇別摂家」の系統だ(奈良在住なので高市早苗首相とも面識があるという)。


「ー(編集部) 皇統の維持が危ぶまれています。

『もちろん、皇室が続くことを望みますけれども』ー愛子さまが皇位を継承される案はどう思いますか?『海外の王室を見ていても、男性であれ女性であれ、跡を継いでやっておられますからね。そういうものを見習われてもいいんじゃないかと』


ー自民党内では養子案が有力ですが、当事者としてどう思われますか?

『いきなりそういう風に言われても、当事者は困るんじゃないかという気がしますけど』


ー日本の歴史上には、女性天皇が8方10代いますね。

『特に奈良時代には多かったですから』…


ー衆院は(自民党に)過半数の議席がありますし、皇室典範の改正はできると思いますが。

『皇室が存続していかれる意味では、女帝を考えてもらったらとは思います』記者の質問に終始とまどった様子ではあったが、愛子さまに皇位を継承してほしいという本音を吐露したのだった」


興味深いやり取りだ。


実は、旧宮家の関係者の中にも「愛子天皇」を願っている人がいることを、私も人づてに耳にしている。北河原氏と同様、国民として至って自然な気持ちだろう。


旧宮家系子孫と言っても、皇籍から離れて80年近くも経った今となっては、皇室とは血統の点で「女系」を介さなければ殆ど他人に近いことを、当事者が一番分かっているはずだ(彼らはよく知られているように男系では遥かな昔、南北朝時代の崇光天皇のお子さまからの血筋)。


だからこそ、男系ではなく、女系で“明治天皇の玄孫”であることを、(なるべく女系という事実を目立たないようにしながら)最大のセールスポイントにするような人物も現れた。


この人物は恐らく、イデオロギー的に振り回している“男系絶対”とは裏腹に、本当は男系·女系の区別よりも「直系との距離」こそが大切であることを、天性のビジネス感覚で本能的に察知しているのだろう。この本能的判断は全く正しい。


直系の重大さが分かれば、次代の天皇に最も相応しいのは天皇皇后両陛下のご長女でいらっしゃる敬宮殿下、という以外の結論は出てこない。


【追記】

①今月のプレジデントオンライン「高森明勅の皇室ウォッチ」が緊急に前倒しで3月6日に公開された。



②前衆院議員の吉田はるみ氏から連絡を戴き、3月11日午後7時からInstagram又はYouTubeで

ご一緒に皇位継承問題についてライブ配信を行う予定。


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