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皇位継承問題、直系優先と男系限定、正気なのはどちらか?

  • 執筆者の写真: 高森明勅
    高森明勅
  • 6 分前
  • 読了時間: 1分

皇位継承問題、直系優先と男系限定、正気なのはどちらか?

皇位継承問題を巡る考え方の対立。

明治以来、皇室典範で採用されて来た皇位継承資格を「男系男子」だけに限定するルールを、

側室不在の一夫一婦制のもとでも、見直すことなくそのまま維持するのか。


それとも、「世襲」が本来予想している親から子への直系継承を、男女の区別なく優先するのか。


皇室の存続を図ることを前提とすれば、前者なら恐ろしいことながら、皇室と国民の厳格な区別を撤廃し、血筋として男系男子なら一般国民でも制限なく、皇籍取得→皇位継承を可能にするルールが、最も合理的な回答になる。


自民党などか狙っている、旧宮家系子孫男性が皇族との「養子縁組」によって皇籍を取得できる前代未聞のプランは、勿論このラインに沿うものだ。


例えば昨年、竹田恒泰氏には男子が生まれたそうだから、養子縁組プランが実現すれば将来、

同氏の子孫が皇位を継承する可能性も排除できない。


後者なら天皇、皇后両陛下のご長女、敬宮殿下のご即位と、そのお子さまが(男女の性別に関わりなく)即位される未来が、展望できる。


もし日本人が正気を失っていないならば、どちらを選ぶべきかは明らかだろう。



▼追記

今月のプレジデントオンライン「高森明勅の皇室ウォッチ」は5月15日午前9時公開。


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