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執筆者の写真高森明勅

皇位の安定継承へ7月27日のイベントが後押しする可能性も


皇位の安定継承へ7月27日のイベントが後押しする可能性も

漫画家の小林よしのり氏が長年、開催されて来たゴー宣DOJO(先頃「道場」から表記変更)。

来る7月27日に都内の普段より少し広めの会場で、安定的な皇位継承への気運を盛り上げることなどを目的として開かれる。


これがうってつけのタイミングになるかも知れない。と言うのは、6月23日まで開催予定の今国会中に皇位継承問題が残念な決着を迎えそうな形勢だったのが、立憲民主党や有志国民などの努力によって、次の国会に持ち越される可能性が浮上しているからだ。


私はこれまで、今国会中に最低·最悪の形で決着する虞れがあると、警鐘を鳴らし続けて来た。それは勿論、予測的中を願ってではなく、そうしたシナリオをできる限り阻止したかったからに他ならない。どうやら、楽観できないものの、それを一先ず阻止できそうな気配も見えて来た。


もしそうなれば、世論喚起と政界対策の時間が、もう少しだけ延びることになる。

それを考えると7月下旬のイベント開催は、タイミングとして申し分ない時期に当たるだろう。


これまでの流れを振り返り、今後への方向性を見定める。その上で即座に行動に移る絶好のタイミングだ。


当日は、ゲストとして成城大学教授の森暢平氏と作詞家の森由里子氏が、登壇されるという。

森暢平氏(偶然お2人の名字が同じなのでフルネームで書く)とは以前、衛星放送の番組でご一緒したり、国会内で開かれた政府による有識者会議報告書の説明会を傍聴する為に、同席させて戴いたことがある。


秋篠宮家へのバッシングの嵐の中、殆どたったお1人で冷静かつ果敢に立ち向かっておられた勇気と誠実さは、敬服に値する(拙著『天皇「生前退位」の真実』では同氏に少し批判的に言及した箇所もあったが)。


森由里子氏は、昨年7月のイベントの際、わざわざ控室に私を訪ねて下さり、ご高著『新時代のアマテラスー愛子天皇の未来へ』を頂戴したのが、最初のご縁だった。


その後、池袋で開かれた私のミニ講演会にもお越しになり、懇親会にまで参加して下さった。

又別に、出版関係者と会食の席も設けて戴いた。


スピリチュアルな才能を持つ人の中には、理性的·論理的な会話が苦手な人もいるが、そのようなタイプとは全く異なり、楽しい時間を過ごした記憶が新しい。


ところで、ゲストのお2人を迎えると、当日の登壇者は私も加えて9人になる。

9人がそれぞれ僅か20分ずつ発言したとしても、トータルで180分、3時間。


それに休憩と質疑応答の時間なども加えると、全体で4時間ほどの長さになるのではないか。


エンターテイメント面で役立たずの私は、討議だけで失礼するつもりだが、当日の全スケジュールはどのくらいの時間幅を予定しているのだろか。

今後に繫がる大切なタイミングでの開催になりそうなので、充実した討議を心掛けたい。



追記

これを書き終えた後に当日はトータルで3時間半との情報に接した。

果たして…

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