私は先日のブログで次のように書いた。
「3月17日の敬宮殿下の記者会見は、皇室と日本の“未来”への希望を示して戴けるのではあるまいか」と。
まさに国民に希望を与えて下さるご会見だった。
ご誠実で優美。
その上、まだお若いのに風格すら漂わせておられた。
所々、言葉がつかえたり、わずかに言い直しをされたりする場面も、あった。
しかし、驚いたことに、そのような時ですら、その場を支配していた穏やかで温かな空気は、
いささかもかき乱されなかった。
映像で拝見した限り、あらかじめ用意されたメモに目を落とされることは、最後までほとんどなかった。
昭和天皇から上皇陛下が受け継がれた大切な精神が、天皇陛下からさらに敬宮殿下へと、しっかりと受け継がれているのを感じさせる。
これぞ皇室直系、との感を深くした。