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  • 執筆者の写真高森明勅

最後まで正義を貫かれた眞子さまの率直、誠実な記者会見


最後まで正義を貫かれた眞子さまの率直、誠実な記者会見

10月26日、小室眞子さま、圭氏のご結婚後の記者会見を拝見した。


誤魔化しも妥協も排された、直球勝負のご会見だった。

その率直さ、誠実さに心を打たれた。

これこそ、皇室の気風の高貴さだろう。

お二人の新しい生活へのご覚悟のほどが伝わった。


私は、眞子さまのご病気を考え、又、既にご結婚によって国民になられた以上、敢えてご会見をなさる必要は無いと考えていた。


しかし、眞子様にとっては、圭氏の名誉を回復する為にはご自身の病気を押してでも、更に結果としてご自分がより一層、誹謗中傷の的になろうとも、断じて行う必要がおありだったことに気付いた。


正義を曲げず、全力で圭氏を守ろうとするその悲壮なご覚悟に、現代には稀な崇高さを感じた。

お二人のご結婚を国民の一人として心からお祝い申し上げる。

宮邸をお出になる時の佳子内親王殿下との抱擁は強い印象を覚えた。

ご両親のご心情も拝察するに余りある。


追記


同日、「ワシントン・ポスト」の取材に応じた。

その質問の1つに「眞子さまの結婚会見に至るまでの世間による狂気的とも言えるバッシングをどう捉えるか?」という問い掛けがあった。


又、翌日放送のフジテレビ「バイキングmore」にビデオ出演する為にZoomを使ったインタビューの収録があった。番組ではどのように編集されるのか。


更に、やはり翌日の東京新聞に掲載される拙文の最終稿を担当者に送った。

この日は大学の講義や他の要件も重なり、少しバタバタして過ごした。

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