3月23日、退位特例法の附帯決議に応える為の有識者会議の初会合。
各社の報道によると、決議で言及された「女性宮家」はもちろん、「女性天皇」・「女系天皇」の可能性についても、きちんと取り上げるようだ。
それなら本格的な検討を期待できる。…と思いきや、その一方で「前提として現在の継承順位は変えない」(朝日新聞デジタル、23日21時41分配信)という。
もしこんな「前提」を設けるなら、議論の幅は一挙に狭まる。その上、継承のルールについて、予め「直系優先」という大きな原則を“問答無用”で変更(!)した上で議論を始める、という奇妙な形になってしまう。
せっかく有識者会議が設けられたのに、スタート早々いきなり迷走の予感。
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