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  • 執筆者の写真高森明勅

11月九州ゴー宣道場


11月九州ゴー宣道場

11月九州ゴー宣道場

10月のケネス・ルオフ氏をゲストに招いた道場は、期待通り充実した内容になった。又、楽しい時間だった。


但し、2部の質疑応答の時間に長々と自分の感想?だけを述べるような人もいた。各地から参加してくれた皆さんは、そういう特定の参加者の意見を聴く為に、わざわざ時間もお金も使って集まっているのではないはずだ。質疑応答コーナーの趣旨をもう一度、確認する必要があるかも知れない。


11月10日は第85回道場が九州・福岡で開催される。テーマは「九州は男尊女卑か?」。

このテーマが決まった経緯は知らない。別に、九州の皆さんに敢えて喧嘩を売る為にこのテーマにしたのでは、なさそうだ。道場の魅力の1つは、天下国家つまり「公(おおやけ)」の問題を論じながら、決して日常の身近な感覚や「私(わたくし)」の領域を軽視したり、切り捨てたりしない点にあるだろう。両者を繋ぐ「回路」を重視する。今回のテーマは、そういう道場の特色を生かすのにうってつけのテーマではないだろうか。


しかも、当日、会場では貴重な「大よしりん絵コンテ展」も開催される。応募の締め切りは10月30日。もう目の前に迫っている。これを見逃すな。


なお「大よしりん絵コンテ展」という展示会の名前については、「大版画展」といった名前の付け方だろう。「大」は「絵コンテ」に掛かる語であって、恐らく「よしりん」に掛かる語ではあるまい。


日本人で「大」を付けて敬意を表された人物と言えば、「大楠公(だいなんこう、楠木正成〔くすのきまさしげ〕)」とか、「大西郷(だいさいごう、西郷隆盛)」など、ごく限られている。「大手塚」という呼び方も余り聞かない気がする。もし「大」が「よしりん」に掛かっているなら、既に“漫画の神様”手塚治虫を凌駕し、大西郷等に肩を並べるという位置付けになるのだが。


■ゴー宣道場ホームページ

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