• 高森明勅

皇位の安定継承を巡る「消去法」



皇位の安定継承を目指して取り得る方策は、純粋に「論理的」にだけ(つまり一旦、妥当性・実現可能性を除外して)考えても、実はかなり限られている。次の3つ位だろうか。


①側室を復活し、非嫡出にも継承可能性を認める(明治以前の状態に)。

②国民の中に、旧宮家系以外にも多数いる、遥かに遠く皇室の男系の

血筋を受け継ぐ人々にも皆、皇位の継承資格を認める

(事実上、皇族でない一般国民にも広く継承資格)。

③明治以来の「男系男子」の縛りを見直す(双系継承へ)。


これらのうち、これからも末長く「男系」限定を維持しようとすれば、(旧宮家案だけでは安定継承に繋〔つな〕がらないので)①②しか方策は無いはずだ。


しかし、それらがいずれも、妥当性と実現可能性において、およそ選択肢になり得ないのは、改めて指摘するまでもないだろう(旧宮家案以上に無理で無茶)。


そうすると、実際に採用し得る方策は、自ずと決まって来るだろう。



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