• 高森明勅

野党が問われる

最終更新: 1月20日


安倍晋三首相の辞任表明で、これから「後継」選びが本格化する。今のところ、菅義偉内閣官房長官の名前が、比較的大きく取り沙汰されているように見える。


菅内閣ならば、取り敢えず安倍内閣との“継続性”が前面に出るだろう。果たしてどうなるか。これから暫く野党が埋没気味になるのはやむを得ない。


しかし、次の政権が始動すれば、いつ衆院解散に踏み切るかが、最大の関心事になるのではないか。その時こそ、野党の存在意義が鋭く問われることになる。「永田町の論理」による“数合わせ”に終始しているようでは、ますます衰退に拍車が掛かるだけだ。


独自の「理念」を普遍性をもって語れるか。現実味のある魅力的な「政策」を、分かりやすく説得力をもって提示できるか。国民が期待と信頼感をもって、いつでも政権を託し得る野党が必要だ。


それが存在しなければ、次の政権も腐敗・堕落を免れないだろう。野党の在り方は、日本の「政治」全体の“質”に関わる。次の首相が誰かに劣らず、野党の行方も気にかかる。

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