皇位の安定的継承を願うならば、必ず今の制度を改めなければならない。 どう改めるべきか。あらゆる知恵を絞る必要がある。かねて、旧宮家系国民男子が新たに皇籍を取得できるように制度を改正すべし、という提案がある。それが果たして妥当かつ実現可能なのかどうか。
それによって皇位継承の永続性が本当に確保されるのかどうか。政府は事柄の重大さに鑑み、総力を傾けて速やかに検討すべきではないか。
第2次安倍内閣が発足して以来、既に5年余りが経過した。にも拘らず、その方面の取り組みが真剣になされている気配がない。これは一体、何故か。