『週刊新潮』(12月14日号)が天皇陛下のお考えについて、虚報。
あたかも陛下がご譲位に際し、華やかなセレモニーを希望されているかのような記事だ。 それに対し、首相官邸は簡素な形を模索している、と。
奇妙だ。同じ年には新しい天皇の「即位の礼」が行われる。そこで新天皇の一代に一度の華やかな行事がある。なのに、皇位を退かれる陛下が、それに重なるようなやり方を、ことさら望まれるはずがない。
そんな事は、これまでの陛下のなさりようを拝見していれば、誰でも分かる。ふざけた記事だ。これに、宮内庁が「事実に全く反する」として「抗議」している。詳しくは宮内庁のホームページを覗いて欲しい。既にご覧になった人もいるかも知れない。首相官邸あたりが意図的に流したデマ情報ではないか。
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