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秋篠宮家男子誕生希望から「愛子に天皇になってほしい」へ③

執筆者の写真: 高森明勅
高森明勅
15 時間前
読了時間: 3分


秋篠宮家男子誕生希望から「愛子に天皇になってほしい」へ③

◯羽毛田信吾元宮内庁長官の訴え

平成時代に宮内庁次長、長官、参与として上皇陛下のお側で11年余り務めた羽毛田信吾氏の発言からも、上皇陛下のご真意を拝察できる。

「現在の皇室典範は側室を否定し、皇統を皇后との間の『嫡出』に限定した。少子化の流れを直視すれば、構造的欠陥を認めざるを得ない状況に追い込まれている。…男系か女系かで二分される論点も民意に沿って集約されるのが自然だ」(読売新聞オンライン令和7年5月19日配信)

「皇室に女性がいなくなれば女性·女系(天皇)の選択肢は成り立たない…従って、国民の理解を得られる最善の選択肢を求めてできるだけ速く検討を始めるべきだ」(時事ドットコム、令和8年7月17日)

◯上皇陛下のご真意とは

事態の推移を時系列に沿って見て行くと、およそ以下のように整理できる。

上皇陛下は、皇位継承資格を「男系男子」に限定する皇室典範の欠陥ルールの改正がリアルに見通せない時点では、天皇としての責任において皇統維持に万策を尽くす為に、天皇皇后両陛下の第2子や秋篠宮家の第3子に、男子が誕生することを期待されていた。だが、欠陥ルール是正の政治的可能性が視野に入って以降は、平成18年に悠仁殿下がお生まれになっても、欠陥ルールは放置されたままなので、決して安堵されなかった(男子が生まれても危機が去らないことは先の有識者会議報告書にも明記されていた)。

上皇陛下ご自身のおことばと側近の発言などから、安定的な皇位継承、皇統の維持、皇室の存続の為には、女性天皇、女系天皇を認める以外に選択肢がなく、しかも皇位の世襲にとって、男系·女系の区別ではなく「国民と苦楽を共にする」精神を受け継ぐことこそが最も大切、とのお考えであることが浮かび上がる。これは当然、三者会談を続けられた天皇陛下、秋篠宮殿下にも共有されている、と拝察できる(このことは、これまでの天皇陛下、秋篠宮殿下のご言動とも合致する)。

そのお考えを前提とすれば、「ゆくゆくは(直系の)愛子(内親王)に天皇になってほしい」というのは、皇室の方々の一致した当然の結論だろう。

旧宮家系民間男性の養子など、血縁的に遥かに遠いだけでなく、高貴な精神·気風の受け継ぎを期待し難いので勿論、論外だ。

(了)

■追記

10月10日、高森稽古照今塾。

その時に、塾メンバーのH君(今期はリーダーを務めてくれている)から、パラオ土産の「島酎なごみ」を貰った。

「パラオで20年以上の経験と実績を持つ有機農園パラオオーガニックファーム直営の蒸留所で造られたパラオ産唯一の本格芋焼酎」

「原料にはパラオ国内で化学肥料·農薬を一切使用せず栽培されたキャッサバ(タピオカ)とタロイモを使用し、麹作りから仕込み、蒸留、瓶詰めまで日本人杜氏の管理の下、徹底した品質管理が行われて」いるという。

有難う。

 
 
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