皇后陛下がお誕生日に際してご発表になった「ご感想」を巡り以下のような記事を見かけた(産経新聞12月17日付)。
「『想像していた以上に嬉しく、また、有り難いことでした』
9日に59歳の誕生日を迎えた皇后さまは、この秋からおよそ3年ぶりに再開した地方訪問で
多くの人の歓迎を受けたことについて、感想の文書をこう、つづられた。
『想像以上』。
現地を訪れたからこその感慨を、率直に表現されたであろうこの一節が、天皇、皇后両陛下のご訪問先で実際に目にした光景と重なり、胸に響いた。
10月1日。
新型コロナウイルスの感染拡大後、両陛下の初の地方ご訪問となった栃木では、沿道で多くの人が出迎えた。首にかけていたタオルを外し、背筋を伸ばして並ぶ作業着の男性。車いすの高齢者と、その後ろに寄り添うエプソン姿の女性。元気よく跳びはねながら手を振る子供たち――。
あらゆる世代、立場の人たちが笑顔で沿道につながる光景は久しぶりだったが、コロナ禍を経てむしろ、いっそう温かい光景に感じられた」(緒方優子記者)
当日の様子が目に浮かぶようだ。
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