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11月1日、ネオ書房が「靖国神社ツアー」を実施、予約募集中

  • 執筆者の写真: 高森明勅
    高森明勅
  • 5 日前
  • 読了時間: 3分
11月1日、ネオ書房が「靖国神社ツアー」を実施、予約募集中


先ごろの自民党総裁で、高市早苗·前経済安保担当大臣が総裁に選出された。

事前の大方の予想を覆す大逆転の結果だった。

その最大の立役者は麻生太郎·自民党最高顧問だった。

なので、麻生氏の政治的な影響力は格段に増すだろう。

皇位継承問題にとっては 殆ど最悪の展開に近い。


高市氏とは以前、靖国神社の参集殿·応接室で一対一でお話ししたことがある。

靖国神社崇敬奉賛会の企画で第11回英霊慰霊顕彰勉強会が開かれた時(平成22年1月24日)のことだ。


私はその頃、毎回、この勉強会の進行役を仰せつかっており、この時も事前の打ち合わせだったはずだ。靖国神社問題、東京裁判などについて、よく勉強しておられた印象がある。


同氏の基調講演の演題は「靖国神社に替わる国立追悼施設建設を阻止しよう!」(当日の記録は高森明勅編『日本人なら学んでおきたい靖国問題』所載)。


首相になられても、屈することなく是非とも靖国神社参拝を貫いて欲しい。

高市応援団も叱咤激励すべし(安倍氏が靖国神社参拝を途中で挫けても安倍応援団は沈黙してしまった…)。


目の前の、10月17日〜19日は靖国神社の秋季例大祭だ。意外と見逃されているようだが、

靖国神社への首相の参拝を中断させた張本人は、故·安倍晋三氏だった。

かねて安倍氏への尊敬の念を表明してきた高市氏こそ、安倍氏によってもたらされた英霊に対して申し訳ない靖国神社を巡る政治の現状を、勇気を奮って打開して貰いたい。


恐らく高市氏は多くの点で私と意見が一致するはずだ。しかし、昨年の総裁選の時のブログ(令和6年9月29日)や10月2日公開のプレジデントオンラインの連載「高森明勅の皇室ウォッチ」でも指摘したように、何よりも大切な皇位継承問題については、残念ながら最も危険であり、警戒すべき政治家の1人と言わざるを得ない。


上記ブログで私は「(石破内閣への)倒閣運動が成功すれば、次は高市総理という可能性が高まる」「皇位継承問題が最終的な決着を見る迄、暫く高市総理は待って貰いたいと考えている」と書いていた。


ところで、先日、たまたま評論家の切通理作氏とお会いした時に、同氏が経営しておられる古書店·ネオ書房の企画として、靖国神社についての基礎的な勉強会と神社参拝、遊就館の拝観を呼び掛けたいので、協力して欲しいと頼まれた。それが以下のような形で実施の運びになっていたのを、うっかり告知しないままだったので(切通氏には申し訳ない)、ここで案内させていただく。


この企画の主催はあくまでネオ書房(ブックカフェ二十世紀)なので、参加希望者は直接、下記の予約先に申し込みをされたい。


◯企画名=「神道学者·高森明勅さんとめぐる靖国神社ツアー」

◯開催日時=11月1日(土曜日)12時半より受付開始。

◯集合場所=ブックカフェ二十世紀


〒101-0051

東京都千代田区神田神保町2丁目5-4 開拓社ビル2階

九段坂下靖国通り沿い。神保町駅A出口より30秒。


◯第1部(午後1時開始予定)=

「神道学者の高森明勅さんが語る『イチから学ぶ靖国神社入門講座』」

◯第2部=「靖国神社展示課長にご案内いただく『遊就館の拝観』」

◯第3部=「戦没者のみたまの最も近くでお参りする

特別な体験『御本殿での正式参拝』」

◯参加費=予約の場合、3500円+ドリンク代500円

当日参加の場合、4000円+ドリンク代500円


主催=ネオ書房(ブックカフェ二十世紀)


私は当日、最後まで一緒に行動し、遊就館などでも必要な解説を補足するつもりだ。


▼追記

10月7日発売の「女性自身」にコメント掲載。


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