top of page
  • 執筆者の写真高森明勅

生殺与奪の権を握らせるな!


 生殺与奪の権を握らせるな!

吾峠呼世晴氏『鬼滅の刃』から、いくつか印象に残るセリフを紹介する。

しかし、未読の方には殆(ほとん)ど意味不明だろうし、ひょっとしたらネタバレになるかも知れない。逆に、既に読んだ人には今更(いまさら)という話なのだが。それでも一応、ひょっとしたら見逃されるかも知れないセリフを、私なりの感性で拾ってみる。


「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」

(冨岡義勇)


「(人喰い鬼になった)妹が人を喰った時やることは2つ。妹を殺す。お前は腹を切って死ぬ。鬼になった妹を連れて行くというのはそういうことだ」

(鱗滝左近次)


「神様、どうかこの人が今度生まれてくる時は、鬼になんてなりませんように」

(竈門炭治郎)


「老いることも死ぬことも、人間という儚(はかな)い生き物の美しさだ。老いるからこそ、死ぬからこそ、堪(たま)らなく愛(いと)おしく、尊いのだ」

(煉獄杏寿郎)


「俺は派手にハッキリと命の序列を決めている。まず、お前ら(内縁の?妻)3人、次に堅気(かたぎ)の人間たち、そして俺だ」

(宇髄天元)


「君たちが捨て駒(ごま)だとするならば、私も同じく捨て駒だ」

(産屋敷耀哉)


「ただ守りたかった。自分の命よりもあなたの命が重かった」

(戦死した剣士の遺書より)


「幸せは長さではない。見て欲しい、私のこの幸せの深さを」

(同)…

bottom of page