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  • 執筆者の写真高森明勅

孫が歩いた!


孫が歩いた!

わが初孫は、来月(3月)に1歳の誕生日を迎える。その1カ月ほど前に初めて歩いた。

掴(つか)まり立ちの姿勢から、目標物に向かって、1歩、2歩、3歩、4歩、5歩目の途中で、ドスンとお尻から座り込んだ。


長男夫婦が大喜びで拍手。母親は、声に出して歩数を「5」迄、数えていた。本人も嬉しいらしい。座ったまま得意げに両親の顔を見上げて、ニコニコ顔。更に、自分でもパチパチ拍手のような仕草をして、身体全体で喜びを表現している。何か、「達成感」の原型のようなものを体験したのか。


私としては、歩いてくれたこと自体も当然ながら、そのいかにも満足そうな表情が、何より嬉しい。日本中、私自身を含めて多くの人々が、普通に歩いてるいるが、その誰にもこのような瞬間があったはずだ。その意味で、客観的には赤ちゃんの成長過程の、月並みな一場面に過ぎないのかも知れない。


しかし、わが孫が初めて1人で歩き出す、まさにその瞬間に立ち会うことは、殆ど奇跡に近いような喜び。と言っても、私の場合、長男から送って貰った動画で、それを見ているのだが。それでも、孫の最高の笑顔は、飛び切りの幸せをプレゼントしてくれる。


わが孫よ、君は素晴らしい両親に恵まれた。どうか健康に、明るく、育ってくれ。

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