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  • 執筆者の写真高森明勅

豆と大福


豆と大福

豆と大福


わが家の2代目の愛犬、豆太郎(ダックスフンド)。

平成27年6月3日に譲り受けた。

その頃はまだ1歳か2歳。

元の飼い主は「ジャック」と名付けていたようだ。

その名前は高森家に相応しくないと考えた妻が「豆太郎」と改名。

名付けに私が関与する余地は無かった。


ちなみに、初代の「むーすけ」(ポメラニアン)は長女が名前をつけた。


豆太郎(略して“豆”)には幸せな日々が最近まで続いていた。

ところが今年の2月20日に、山梨県の方から長男の仲介で、生後2ヵ月の柴犬を新しく譲って貰った。


名前は「大福」。

今回は家族みんなで命名した。


この新参者の大福は、それまで多くの兄弟と一緒に暮らしていた為か、生命力が至って旺盛。油断していたら、豆の分の餌まで食べてしまいかねない勢い。


まだ幼いので、遊びのつもりで、人間や“先輩”の豆に飛び掛かる。飼い主の愛情を独占していた豆の“穏やかな日々”は、一瞬にして失われてしまった。

それでも、大福が悪さをして私に叱られ、狭いトイレに閉じ込められたりすると、心配そうな表情でオロオロしている。


逆に、豆が書斎の少し大きめの私の座椅子で寝ていると、後から大福が隣に入り込んで、一緒に仲良く寝ていたり(私は畳の上にそのまま座ることに)。


散歩は、2匹一緒に出掛ける時と、別々の時がある。普通に歩くペースは、足の長さが全く違うので、大福の方がかなり早い(走る時はダックスフンドも結構、早いが)。散歩の回数は毎日、3回以上。何も考えない至福の時間だ。


2匹は毎晩、私の布団で寝ている。それでも不思議と熟睡できる。

豆と大福、2匹の犬が私に安らぎを与えてくれる。

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