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  • 執筆者の写真高森明勅

昨年12月のあれこれ


皇后陛下の最大のお務めとは?

昨年12月のあれこれ

引き続き昨年12月の身辺の出来事を簡単に。


12月1日、東海ゴー宣道場の打ち合わせ。初めての名古屋での開催に期待が高まる。


3日、フジテレビ「直撃LIVEグッディ!」のインタビューを受けた。


4日、同番組に出演。

昭和から平成への御代替わりと平成から令和への御代替わりでは大きく様相が異なる。その事実を改めて指摘し、このような変貌をもたらした上皇陛下の30年余りのご努力について述べた、前日の私の説明の趣旨をしっかり踏まえた番組になっていた。嬉しい。


7日、長男夫婦と帰国中の長女も一緒に、明治神宮会館で開かれた神社音楽協会の神楽舞(かぐらまい)の公演へ。妻も舞を披露した。


8日、東海ゴー宣道場が開催された。大成功。


10日、日本橋の三越本店で開催中の「備前 馬場隆志・蒼(あお)の窯変(ようへん)」展へ。もはや備前焼の範疇を超えたかとも思える作品が並ぶ。馬場隆志氏のこれからに注目。


12日、神社本庁で開かれた「政教関係を正す会」(大原康男会長)の役員会へ。参加した役員は小堀桂一郎氏・百地章氏ら。


13日、日本国体学会で打ち合わせ。河本學嗣郎理事長とも久しぶりにお会いできた。


14日、「令和の大演説会」での私の講演が載った『国の防人』12号が届く。


15日、令和元年最後の高森稽古照今塾。この1年の感慨を語る。


16日、「女性セブン」の取材を受ける(コメント掲載誌の発売は1月6日)。


19日、ネット番組「徒然草気まま読み」等の収録。同日、新しい歴史教科書をつくる会の機関誌「史(ふみ)」の編集会議。


21日、「週刊ポスト」の取材を受ける(コメント掲載誌の発売は1月4日)。


22日、大阪・天満橋の国民会館で「“皇室の弥栄(いやさか)を祈る”討論会」。皇学館大学教授の新田均氏らと討論。新田氏は、百地氏の次の世代の日本会議系の代表的な論客。個人的には学生時代からの友人だ。主に「氏(ウジ)の論理」に依拠されていた(元々の提唱者は国士舘大学教授の藤森馨氏)ものの、そのロジックには大きな弱点がある。


当日はその1つについて触れた。同氏は以前と同じように、男系「絶対」ではなく、男系「優先」絶対だと断っておられた。更に、旧宮家系男性が新しく皇籍を取得される方策について、「特攻隊に志願して戴くようなもの」と表現しておられたのが印象に残った。そのハードルの高さは十分に認識しておられるのだろう。手前味噌ながら有益な討論会になったのではあるまいか。


27日、国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)の勉強会に参加した。明治神宮国際神道文化研究所の国際事業課長、伊藤守康氏が「神道を異文化の人達にいかに伝えるか」というテーマで講義した。元外務省の職員で海外駐在の経験もお持ちだ。今や明治神宮の参拝者の半数以上は外国人だとか。絵馬に書かれているのも殆ど外国語。日本語は余り見掛けないらしい。質疑応答の時間では少し私もフォローさせて貰った。


大晦日はこのところ、長男と酒を飲みながら格闘技を観るのが恒例だった。しかし、既に結婚した以上は新婚家庭を最優先して貰うしかない。でも、パソコンで格闘技を観ながら、殆ど1試合ごとにメールで感想を述べ合った。お嫁さんは別に「紅白歌合戦」を観ていたらしい。

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