top of page





皇室制度改正に向けた「全体会議」はそもそも何の為か?
皇室制度の改正を目指し、衆参両院の正副議長が呼び掛けて、全政党·会派が一堂に会した「全体会議」が行われて来た。これはそもそも、一体、何の為に開かれているのか。 普通、与党が国会の議席の過半数を占めていれば、法案は与党の同意さえあれば提出できる。...

高森明勅
6 日前読了時間: 3分


「皇室会議」の国家機関としての重い意義とその限界
皇室制度の改正を巡る全体会議により「立法府の総意」を形作る為に、立憲民主党の野田佳彦代表が、これまで意見が対立して一致点を見出し難かった内親王·女王の配偶者とお子さまの身分をどうするかについて、婚姻時に皇室会議で決める、というプランを提案した。 これは妙案だ。...

高森明勅
4月29日読了時間: 4分


「立法府の総意」に向けて自民党と立民党の妥協案が浮上
皇族数の減少対策を巡る全政党·会派が一堂に会しての意見交換が、衆参正副議長の呼び掛けで これまで続けられて来た。 それが“生煮え”のまま、一先ず打ち切られ、正副議長ら4者による意見の取りまとめに移った。 しかし、平行線を辿る自民党と立憲民主党が何とか合意できるラインが見えな...

高森明勅
4月26日読了時間: 2分


自民党が女性皇族の結婚相手選びに権力的に介入するプラン?
皇族数の減少に”目先だけ“の歯止めをかける方策について、自民党が立憲民主党との合意に向けて、修正案を検討しているという(共同通信、4月24日午前6時配信)。 内親王·女王が結婚される場合、お相手が旧宮家系子孫男性だった時だけ、限定的に配偶者とお子さまは皇族の身分にする、とい...

高森明勅
4月25日読了時間: 3分


皇位継承問題、全体会議は強引な議事運営で一先ず大詰めへ
去る4月17日に、皇室制度の改正を全政党·会派が一堂に会して協議する全体会議が、開催された。これによって、各党派による意見交換がいまだ“生煮え”のまま、一先ず打ち切られることになった。 今後は衆参正副議長4者による意見の取りまとめに移るという(その後、取りまとめ案を各党派が...

高森明勅
4月19日読了時間: 2分


秋篠宮家叩きの代表例に小林よしのり氏の名前を挙げる政治家
日本協議会と日本青年協議会の機関誌『祖国と青年』4月号に自民党の参院議員·和田政宗氏の講演録が掲載されている。その中に秋篠宮家へのバッシングを巡り次のような発言がある。 「なぜバッシングされるような状況になっているのかといえば、私は真正の保守ではない、いわゆるビジネス保守と...

高森明勅
4月13日読了時間: 3分


女性皇族の配偶者が皇族になる場合だけハードルが高くなる?
政府·自民党は、内親王·女王の配偶者とお子さまは国民という、近代以降前代未聞で、 憲法が全く予想していない家庭を、未婚の女性皇族方に押し付けようとしている。 それを正当化できない為に、配偶者が結婚後に皇族になる制度では結婚自体のハードルが高くなる、などと言い出す始末だ(例え...

高森明勅
4月9日読了時間: 2分


懸命な旧宮家養子縁組プラン弁護論に説得力はあるか?
日本会議の機関誌『日本の息吹』4月号に、国会の全党派による全体会議で検討対象とされている旧宮家系子孫男性の養子縁組プランについて、懸命な弁護論が掲載されている(新田均氏「占領下における皇籍離脱と養子案よる皇籍復帰について」※タイトルに皇籍“復帰”とあるが正しくは皇籍“取得”...

高森明勅
4月2日読了時間: 6分


平成最後の「天皇誕生日」一般参賀に悠仁殿下がお忍びで参加
これは知らなかった。 平成30年12月23日、平成で最後の「天皇誕生日」。 宮殿東庭には平成時代で最多の8万2850人の参賀者が詰めかけた。 その大勢の人々の中に、秋篠宮家のご長男、悠仁親王殿下が交じっておられた。 しかし、恐らくそのことに気付いた人は誰もいなかったのでは...

高森明勅
3月29日読了時間: 2分


旧宮家養子縁組プランの妥当性を検証する基礎的なメモ
政府が国会に検討を委ねている旧宮家系子孫の養子縁組プランが妥当か否かを判断する場合、 最低限、以下の事実を踏まえる必要があるだろう。 ①憲法は皇位の「世襲」による継承を求めている。 世襲は親から子への受け継ぎを軸とした血縁による継承を意味し、男性·女性、男系·女系を全て含む...

高森明勅
3月26日読了時間: 5分
bottom of page