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執筆者の写真高森明勅

日本書紀編纂千三百年


日本書紀編纂千三百年

日本書紀編纂千三百年


2月2日、日本教師塾の打ち合わせ。学校の先生達が自主的な研修を続けていて、私も発足当初から長年、お手伝いをさせて戴いている。この日、集まったのは、中心となる3人の先生方。


若くして校長になられた優秀なエリートのW先生、「子供が主役」の授業(言うは易く行うは難し)を作り出す“天才”K先生、持ち前の情熱で児童に良い感化を与え続ける非凡な凡人Y先生、明るく美人で自ら子育てしながら教壇に立つW先生。勿論、それぞれ別の学校だ。各自忙しい中、スケジュールを調整して集まった。


私も別に用があったが、断れなかった。彼らの為というより、彼らとその仲間達が受け持つ児童達の為(と言えば気取り過ぎ?)。今年は日本書紀が編まれて千三百年になる。だから、それにちなんだ研修にしたいという提案。もとより大賛成だ。


私からは、今年は明治時代に教育勅語が下されて百三十年にも当たるので、「道徳」をテーマにした研修も加えてはどうかと提案した。それで結局、日本書紀関連の研修会を2回と道徳関連の研修会を1回開催することに。日程も(私によほどやむを得ない事情が生じない限り)5月16日、7月4日、9月5日と決まった。先生方の幅広い参加を期待している。

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