top of page

12月ゴー宣道場は成功

  • 執筆者の写真: 高森明勅
    高森明勅
  • 2018年12月10日
  • 読了時間: 1分

12月9日、ゴー宣道場。

「移民と人権とナショナリズム」

という難しいテーマ。

しかし充実した議論ができた。

成功だったと評価しても恐らく

手前味噌にはならないだろう。

まず、小林よしのり氏が作業仮説として

「4象限(しょうげん)マトリクス」を用意してくれた。

これが、 多岐に亘る議論を収斂させる上で、

とても有効だった。

次に、山尾志桜里衆院議員の

明快な問題点の整理はさすが。

技能実習生に溺死が多く、

凍死まである事実は慄然とさせられる。

加えて、国会の現場をただ知っているだけでなく、

そこで真剣な審議を求めて来た人だけが指摘できる、

今回の入管法審議での委員会運営の“掟やぶり”の

深刻な意味を、分かりやすく伝えて下さった。

参加者にとってまさに目からウロコが

落ちる思いだったのではないか。

この辺りは、メディアがもっと的確に

報じるべきだったはず。

私としては、(小林氏が名付けた)

「人権国家主義」と「人権普遍主義」を巡る議論も、

少しは楽しんで貰えたのではないかと思っている。

ゴー宣道場、来年はもっと重要になる。

他の師範の皆さんのキビに付して、

私なりに非力を傾けたい。

bottom of page