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韓国が靖国参拝に抗議を始めたのはいつ?

  • 執筆者の写真: 高森明勅
    高森明勅
  • 2019年2月8日
  • 読了時間: 2分

2月8日、国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)

に招かれ、勉強会の講師を務めた。


テーマは「神道と天皇」。


時間の制約で舌足らずな話になってしまった。


質疑応答の時間は比較的ゆったり取れた。


櫻井理事長や田久保忠衛副理事長をはじめ、

ご参加の皆様揃って良い質問をして下さった。


特に有難かったのは西岡力先生のご教示。


私は話の中で首相の「靖国参拝」に絡む

問題にも触れた(メインの話題ではないが)。


その時、いわゆる「A級戦犯」が靖国神社に合祀されて以降、

歴代首相が既に20回も参拝を繰り返した時点で、

“出し遅れの証文”のようにして、

中国が中曽根首相の昭和60年8月15日の参拝に

反応して抗議を始めた件に言及

(中曽根氏自身も、同年1月と4月にも既に参拝していた)。


但し、韓国が何時から抗議を始めたのかは、

私は今のところ未確認で、少なくともこの時には

まだ抗議していなかった、と付け加えていた。


それに対して、韓国が抗議を始めたのは、

「(もっと遅れて)橋本首相が(ポツンと1回だけ)

参拝した時ですよ」と教えて下さった。


韓国は“いつの間にか”

中国と一緒に抗議するようになった。


それが何時からなのか。


いずれ改めて調べてみようと思いながら、先延ばししていた。


西岡先生のお蔭で1つ課題を解決出来た。


感謝。


なお、私が監修した『天皇と元号の大研究』の3刷りが決まった。


好評らしい。




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