元外務官僚の佐藤優氏が面白い指摘をしている (産経新聞4月15日付)。
「霞が関(官界)には4つのタイプの官僚がいる。
第1は、能力も倫理観も高い官僚だ。
第2は、能力は高いが倫理観が低い官僚だ。
第3は、能力は低いが倫理観が高い官僚だ。
第4は、能力も倫理観も低い官僚だ。
これに対して、永田町(政界)には4つのタイプの政治家がいる。
第1は、能力がありやる気もある政治家だ。
第2は、能力はないがやる気だけはある政治家だ。
第3は、能力はあるがやる気のない政治家だ。
第4は、能力もやる気もない政治家だ。
この中で、『能力はないがやる気だけはある政治家 (あるいはその配偶者)』と『能力は高いが倫理観が低い官僚』 が結びつくと、国家にとっても国民にとっても不幸なことになる」
と。 セクハラ騒ぎを起こした財務次官が官僚としてどのタイプか。 それは知らない。
しかし、「能力はないがやる気だけはある政治家 (あるいはその配偶者)」とは誰か。
一般論のようで、なかなか強烈な当てこすりのように読める。
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