
令和7年1月22日、新年恒例の「歌会始の儀」。お題(勅題)は「夢」。
敬宮殿下の御歌。
我が友と
ふたたび会はむ
その日まで
追ひかけてゆく
それぞれの夢
常陸宮妃·華子殿下の御歌。
御即位の
儀式始まり
絹ずれの
音のみ聞こゆ
夢のはじめに
岡山県·西江涼帆さんの詠進歌(入選)。
大丈夫
あなたが夢を
追ふあいだ
私はずつと
追ひ風である
東京都·村木陸さんの詠進歌(入選)。
「実際に
叶ふ程度に
しておけ」と
そんな夢など
見たくないのだ
神奈川県·高野桜子さんの詠進歌(佳作)。
祭りの夜
絶対寝ないと
三歳は
宣言しつつ
夢に入(い)りゆく
東京都·八巻陽子さんの詠進歌(佳作)。
用件を
言ふのみにして
受話器置く
なつかしき癖
夢の父はも
追記
○1月25日、森暢平氏と菅野志桜里氏をゲストに招いてゴー宣DOJOが開催された。
特に、皇室制度の改正を巡る有識者会議報告書と昨年の各党協議の議事録を徹底的に読み込んだ菅野氏の分析が、圧巻だった。報告書は最悪だが、協議には希望も見える。議事録から見える政府·与党側の狙いは以下の3点。
①悠仁親王殿下までの皇位継承順序を既定の事実として固定化する。
②未婚の女性皇族方がご結婚後も皇籍にとどまられる(但し配偶者とお子さまは国民)プランと旧宮家系子孫男性の養子縁組プランをセットで制度化する。
③一番肝心な安定的な皇位継承に向けた検討を切り離し、後回しにする。
これに対して、立憲民主党の踏ん張りが大切で、それに少数政党でもいくつか歩調を合わせると政府側は押し切りにくくなる、と。
○1月26日、ミス日本コンテストの前日審査会。
ファイナリストにレクチャーをしたので招待された。
会ではファイナリストやOGたちの他に、政治評論家で元ミス日本関東地区代表だった金子恵美氏やキネコ国際映画祭というアジア最大級の子供向け国際映画祭を主催されている「たいらみつお」氏夫妻、日本画家でミス日本グランプリだった中村麻美氏、外務省総合外交政策局·北米局の参事官などと話しをした。
○1月27日、通常国会が始まったのに伴い皇室制度改正に向けた全党協議が再開されるので、その対策の為の打ち合わせ。