高森明勅

2018年1月14日1 分

櫻井よしこ氏の「正論」

ジャーナリストの櫻井よしこ氏。

最近、こんな意見を述べておられる。

「他国に頼りきりの国防政策は1日も早く変えなくてはならない。
 
自国と自国民は自国が守るという鉄則を確立しなくてはならず、
 
憲法改正が必要」と。

正論だ。

しかし、安倍首相が唱える「戦力」未満の自衛隊を憲法に書き込むだけのやり方では、
 
決してそのような「鉄則」は確立できない。

どころか、「他国に頼りきりの国防政策」を未来永劫、固定化するだけ。
 

 
ならば櫻井氏は、安倍加憲論を支持できないはずだ。
 

 
むしろ断固反対を唱えるのが筋だろう。

ところが、何故かこれまで安倍加憲に賛意を表してこられている。

不思議だ。
 

 
自らの矛盾に気付いておられないのだろうか。

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