高森明勅
2019年3月2日1 分
右派はナショナリズムを強調しながら自主防衛はやる気無し
(だから9条を維持して、戦力未満の自衛隊「加憲」のみ)。
左派は米軍基地に反対を唱えながら占領憲法は死守するという。
しかし、普通に考えたら、
右派の「憲法改正と対米依存」というセット、
左派の「反米と護憲」というセットは、
どちらも奇妙。
護憲なら米軍基地は(アメリカがそれを望む限り)固定化される。
それが嫌なら改憲に踏み出すしかない。
一方、改憲は自主独立を回復する為。
非軍隊の自衛隊をそのままにして、
対米依存=従属をいつまでも続けたいなら、改憲は無用。
護憲→対米従属か。
改憲→自主独立か。
問われているのは、
シンプルなその二者択一だ。