高森明勅
2019年1月16日1 分
昨年、長男に直接、上海(シャンハイ)
から仕事の依頼が舞い込んだ。
カネボウ化粧品の現地法人から。
同社が中国全土で販売している、
KATE(ケイト)シリーズの新商品の
パッケージをデザインして欲しい、と。
普通なら、
電通とか博報堂などを通して回って来るような、
大きな仕事らしい。
悪戦苦闘の末、先方が満足する作品を完成させた。
私も見せて貰った。
なかなか斬新でお洒落だ。
商品が発売されたのは12月。
その売れ行きがどうか。
少し気になっていた。
まさか我が人生で化粧品の売れ行きを
心配するなんて(しかも中国での)、
思いもしなかった。
幸い、上海から先日、好評、好調との
連絡が入ったそうだ。
息子もひと安心。
特に本人の体調が万全でない時に、
苦しみながら仕上げた仕事だけに、
喜びも一入(ひとしお)だろう。
私も嬉しい。