高森明勅

2018年10月7日1 分

水着審査

ミス日本コンテストの本番では水着審査がある。

近年、この種のコンテストでの水着審査には、

逆風も吹いているようだ。

イデオロギー的な反発があるらしい。

これについて、主催者側の導入講義で

興味深い説明がされていた。

「うちは水着審査もやります(キッパリ!)。

着物審査、ドレス審査と共に大切な審査です。

しかも、ミス日本コンテストでは内面の美しさも

大切な評価基準になっていますが、水着審査ほど、

本人が健康な日常生活を送っているか、

弛んだ日常生活を送っているか、

その人の内面が如実に表れる審査は無いんです

(キッパリ!)」と。

なるほど。

水着姿にその人の内面が一番表れる、か。

そんな風に考えた事はなかった。

でも言われてみると、確かにその通りかも知れない。

私も海水パンツ1つにされたら、

だらしない日常が丸出しになるだろう

(勿論、そんな姿を誰も見たくないに決まっているが)。

むやみに水着審査を批判する者達こそ、

逆に若い女性の美しい水着姿を、

専ら“猥褻な視線”でのみ見ているのではないか。

…と、偉そうに言う私自身も、

これまで猥褻な視線で水着姿を見ながら、

鼻の下を伸ばして、断固肯定していただけだったかと反省。

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