高森明勅
2018年10月31日2 分
11月のゴー宣道場では、
小林よしのり氏の作品『戦争論』と憲法9条を巡って討議する。
これは随分、贅沢な企画だ。
何しろ基調講演がジャーナリストの笹幸恵氏。
ご本人が実際に戦場だった場所に繰り返し足を運び、
実際に武器を取って戦った人々と長年、親交を深めてこられた。
勿論、戦史について豊富な知識をお持ち。
戦後生まれの世代の中では最も「戦争」を
身近に感じる事が出来る1人だろう。
そういう彼女が『戦争論』を真正面から論じられる。
それだけで十分に刺激的だ。
それを受けて、作者である小林氏自身が、
自らの代表作である『戦争論』に込めた真意を、
明らかにされる。
となれば、もうこれを見逃す手はないだろう。
更に、そこに憲法9条の問題が絡む。
今まさに、憲法改正が初めて政治日程に上ろうとしている。
少なくとも戦後史上、
改憲が最もリアリティーを持つ局面を迎えている。
その場面で、『戦争論』という作品は、
我々に一体どんな示唆を与えるのか。
それを追究する場合、立憲的改憲の縁の下の力持ち、
倉持麟太郎弁護士が師範として参加してくれている事は貴重。
作家の泉美木蘭氏は持ち前の庶民的嗅覚を発揮されて、
議論が足が地についた形で展開されるよう、
しっかりと導いて下さるはず。
しかも、道場で唯一目障りだった高森は司会。
今度こそは無駄口も叩けないに違いない。
だから安心してご参加を。京都で初開催の11月ゴー宣道場の締め切りは今日!